1050年 Dev チャネル行き
Windows 10 Ver.2004 は、DWM.exe の不具合が治る噂があって、メインPCの Windows 10 を速攻 Insider Program に参加させた。だって異なるリフレッシュレートのディスプレイを使ったときの不具合が治るんだもん。今すぐにでも試したくて、確かそのときは Slow リングにした。
確かに、DWM.exeの不具合は直ってた。嬉しかった。だけど、Insider Programを続ける気はなくて、次のメジャーバージョンのリリースで元の Windows 10 に戻るよう、オプトアウトの処理をした。
![](https://wangel.aioilight.space/wp-content/uploads/2020/08/image.png)
これ。このスイッチをONにしておけば、良い感じのタイミングで Insider を辞めることができるらしい。
しかし、現実はそんなに上手くいかない。いつまで経っても、何故か僕の愛機は Insider Preview 版のままだった。
終わらない Insider。迫り来る期限
そう、何故か Insider Program が終わらないのです。そのときのリリースバージョンは Ver. 1909。つまり、上の画像の通りであれば、Ver. 2004 のリリース後には、僕の PC は無事に Insider を終え、元の Windows 10 に戻っているはずです。しかし、リリース後、いつまで経ってもオプトアウトは行われないのです。
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しかも、プレビュー版のビルドには、使用できる期限が決まっていて、それを過ぎると使用不可になってしまうらしく。もちろん新しいビルドへアップデートすれば済む話なんですが。何故か Insider Preview のアップデートすら来ないんですよね。なんだこれ。八方塞がりじゃねぇか!
「1050年 Dev チャネル行き」宣告
どうしようもないので、Microsoft さんに Twitter でサポートを求めることに。イヤ、実機でメイン環境に Insider をブチ込むこと自体危険というか、自己責任なのにサポートを求めるのはちょっと傲慢かもしれませんが。それでもサポート担当の方は優しく対応してくれました。提案された「上書きインストールを試みる」を実行してみましたがライブラリの場所を移動しているため(?) 失敗。後はクリーンインストールしかないと言われたので、やけくそになって Insider のチャネルを Dev チャネルにしたら、Windows Update がようやく仕事した……。とりあえずビルドが期限切れで PC が使えなくなる問題は回避できたので、その旨をサポートに連絡したら、「Dev チャネルからオプトアウトすることは不可能」と言われた。え? 不可能? Microsoft の Web サイトにもそう書いてあった。つまり、クリーンインストールしなければ、一生この PC は Dev チャネルのままだ――。
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あっけにとられた。なぜなら、この Dev チャネルというのはいとも簡単に変更できてしまうからだ。上の画像のように、ごくふつうに、チャネルを選択素画面に Dev チャネルの選択肢は存在する。お使いの PC が一生 Dev チャネルになってしまう魔のラジオボタンが、だ。
もちろん、Devチャネルを選択したからって、「戻せなくなるよ」という旨の警告なんてものはないし、「適用」ボタンすらないのでボタンを押した瞬間地下行k――イヤ、「Dev チャネル行き」だ。
しかもDevチャネルを1度選択した後も、他のチャネルに戻すことも可能で、「なんだ戻せるじゃん」と思ったけど Microsoft さんに訊いてみたところ「もう一度選択する」ことに効果は無く無意味らしい。は?
「非可逆な選択肢平然とあるのヤバイんじゃないの」的なことを伝えたら、「開発にフィードバックします」と返信された。オイオイ、一体今までこの Windows は何人の PC を Dev チャネル送りにしてきたんだ……殺人級じゃねぇか。
まぁ、開発に貢献できたと考えれば今回の一連の出来事も仕方ないかなぁって感じですね。うん、Insider の役目は果たせたな!(笑) クリーンインストールは暇ができたら考えます。