OxygenOS 13 の変更点まとめ。OxygenOS 12 から何が変わった?
OxygenOS 13 は完全に ColorOS 化
OPPO もとい OnePlus は、OxygenOS 12 から ColorOS とのコードベース統合を行っていた。「Stock Android に近いユーザー体験」を維持することを “約束” していたが、OxygenOS 13 は完全に ColorOS 化してしまった。
OxygenOS 13 が ColorOS 13 と違うところをあげるとするとすれば、時計の 1 を赤くすることと、シャッター音をハッセルブラッドっぽくすることだ。OnePlus はこれらの変更を行うためだけに 2,700 人も雇っているのだろう。
通知シェードは今風に
ここから紹介するのは OxygenOS、というか ColorOS の新機能に近い。
OxygenOS 12 の通知シェードは Android 11 の見た目に近かったが、Material You に対応しておらず少し古くささがあった。OxygenOS 13 では、まあ ColorOS 13 と同じだから説明する価値もないのだけど、壁紙からの彩色に対応し、Android 11 と 12 のスタイルを足して 2 で割ったような見た目に変わった。Android 12 のクイック設定パネルは賛否両論だったので、ミックスしたような見た目にしたのはいい判断なのではないだろうか。
アイコンの Material You 化
自動的にアイコンを壁紙の色と合わせることができるようになった。これに対応していないアプリは普通の表示なので、ひとつでも非対応のアプリをホーム画面に置くと一気に統一感が減るので微妙。この機能はアプリの対応が必要になるので、全 Material You アイコン化は厳しいところがある。
スマートサイドバーの追加
ColorOS の機能であるスマートサイドバーももちろん追加されている。画面端からスワイプするとサイドバーが起動し、ポップアップでアプリを起動することができる。電卓や翻訳アプリを置いておくと便利。機能性は One UI のエッジパネルの劣化版みたいな感じ。
VoLTE の話 : 事実上の ColorOS 化で対応機種が増えそう
OxygenOS においては OnePlus 9 / 9 Pro が OxygenOS 12 から何もしなくても日本国内の VoLTE をつかむようになったが、それ以前の機種や 9R などは 12 のアップデートが来ても非対応のままだった。これらの機種は ColorOS をインストールすると VoLTE をつかむようになっていたので、事実上 ColorOS 化した OxygenOS 13 からは、細工なしに VoLTE を使えるようになるであろう。現に 5ch のスレッドでは 10R に OxygenOS 13 Open Beta を入れると VoLTE が使えるようになったという報告がある。
まとめ : ColorOS でよくない?
はっきりいって、OxygenOS 13 と ColorOS 13 はほぼ違いがない。OxygenOS のネームバリューを生かすために ColorOS の名前を変えているだけである。
ご愛顧ありがとうございました! Pete Lau 先生の次回作にご期待ください☆