ほとんどの Android アプリが 11月 2 日から内部音声録音に対応する
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Android 10 から、アプリの音声を直接録音する、内部音声録音に対応した。いままでは、マイクから出るアプリの音を録音するか、Galaxy や OnePlus といった勝手に録音できるようにカスタムされた端末を使うしかなかった。音質が悪かったり、限られた端末でしか出来なかったりと、バラバラだった。
しかし、たとえ Android 10 であっても、未だに内部音声録音が出来ないアプリがいくつかある。おもに理由は2つある。
- Android 10 向けにアプリをビルドしていない (=targetSDKVersion が 29 以上ではない)
- 内部音声録音を禁止している (著作権の都合上、など)
YouTube などのアプリでも内部音声録音を禁止していないので、ほとんどの原因は 1 番目だと思う。targetSDKVersion が 29 以上でないと、互換性のため内部音声を録音することが出来ない。
しかし、11 月 2 日から、Google Play ストアでアップデートを行うアプリについては、この targetSDKVersion が 29 以上が必須となる。つまり、それ以降にアプリのアップデートが来たら、(禁止しない限り) 必然的に内部音声に対応している、ということになる。
きっといろんなアプリベンダーがこの対応に迫られているだろう。今のところ、僕がインストールしているゲームアプリの中で、まだ targetSDKVersion が 29 未満のアプリは Minecraft しかなかった。全てのゲームアプリが内部音声録音に対応するようになれば、プレイ動画のシェアも身近になりそう。