水たまりは希望を写している

PayPay カードを申し込む方法で選べる金融機関に差があったのがなくなっていた件

PayPay カードの「利用可能な金融機関」ページのスクリーンショット。左側に過去の表記、右側に現在の表記。左から右に矢印が伸びている。

読む前に : それでもアプリからの申し込みは非推奨

Web から申し込んだときと PayPay アプリから申し込んだときで利用できる金融機関の数に差異はなくなったが、それでもなお Web から申し込むべきである。なぜなら、ブラウザからカード会員メニューを使えない上、Zaim、マネーフォワードなどとの連携も不可能だからである。

PayPay アプリからカードを作ると引き落とし口座にできる銀行に差異があった

PayPay カードは 2 通りの加入方法がある。Web から申し込む方法と、PayPay 内のミニアプリから申し込む方法だ。

そして、この PayPay 内のミニアプリから申し込むと、いくつかの制約が課される。

発行できる国際ブランドが限られることとか、ウェブ上の会員メニューが使えないこと。そして利用可能な金融機関の数が違うことだ。

現在の「利用可能な金融機関」ページと、2022 年 5 月時点 (Wayback Machine) での内容でかなりの差がある。以前は有名どころの銀行しか書かれていなかったが、現在は Web から申し込んだときと変わらない数の表記になっている。どのタイミングでそうなったのかは不明だが、もしかすると「あと払い」という名称から「クレジット」に変わったときかもしれない。

オンラインでの引き落とし口座の変更に対応していない場合は、郵送での変更となる。

実際に変更してみる

僕のメインバンクは住信SBIネット銀行なので、この銀行口座に変更する。この銀行は、アプリから PayPay カードを申し込んだ人は今まで設定することができなかった金融機関である。

まずは該当するヘルプページにアクセスし、内容の通りチャットで引き落とし口座の変更依頼書を郵送してもらう。

預金口座振替依頼書。

すると「預金口座振替依頼書」が送られてくるので、必要な事項を書いた後郵送する。

住信SBIネット銀行は字の通りネット銀行なので、認印の提出がない。そのような場合、「預金口座振替依頼書」の認印の欄は空でよい。

これをポストに投函して、待つだけ。

PayPay ミニアプリ内のスクリーンショット。申し込んだ内容が反映されている様子。

2 週間程度待つと、PayPay ミニアプリ内の PayPay カード会員メニューで新しい金融機関が登録されていることが確認できた。金融機関によっては、追加の承認作業が必要になるかもしれない (住信SBIネット銀行では必要だった)。