Android 10 で Google 翻訳の「タップして翻訳」を使う
Android 10 から、アプリがバックグラウンドに居る場合のクリップボードの監視、というのができなくなった。プライバシー強化の反面、不便になってしまう。
特に、バックグラウンドでのクリップボードの監視によって実現していた、Google 翻訳の機能である「タップして翻訳」は、Google 謹製のアプリにもかかわらず、この制約をもろに受けてしまい、Android 10 では使えなくなってしまった。
そこで、Magisk モジュールである「Riru – Clipboard Whitelist」を使ってみる。「Riru-Core」に依存しているので、入ってなければこちらもインストールしておく。どちらも Magisk のモジュール一覧からダウンロードできるので、インストールする。
モジュールをインストールしおえると、/data/misc/clipboard/
というところに whitelist.list
というファイルが作られるので、バックグラウンドでのクリップボード監視を許可するアプリのパッケージ名を記述する。複数の場合、改行して区切る。
さらに、最新の Google 翻訳だと上手く動作しなかったので、Android 10 がリリースされる前の Google 翻訳アプリをネットから引っ張ってくる。とりあえず僕は APKMirror から 5.24.1.RC05.217797701 を落としたけど、自分が信用できるところならどこでも。たぶん2018年くらいのアプリバージョンだったら大丈夫。
タップして翻訳を有効化して、端末を再起動。そうしたら、ふつうに使える。
いえ~い👍👍👍
ほかにも、クリップボード履歴アプリとか、Tasker とか、KDE Connect とかにうってつけなんじゃないでしょうか。