水たまりは希望を写している

【APIMateR】Android 11 以降でも DAT 落ちしたスレッドを ChMate で閲覧する

(23/07/11 追記) Jane Style が 5ch.net の API を停止させたため、ChMate での閲覧が不可能になった。この記事で紹介するアプリでスレッドを読み込むことで、ChMate でも閲覧を続けることができる

Android 11 から、ファイルアクセスの API に変更が加わり、基本的に他のアプリのファイルにアクセスすることが難しくなった。最新の ChMate は新しい API を使うので、DAT 落ちしたスレッドを閲覧できるアプリ (Channel Getter とか apimateZ2) が使えなくなってしまった。そこで、新たに有志が開発した APIMateR の紹介。これを使うことで Android 11 以降でも DAT 落ちしたスレッドを取得・閲覧できるようになる

Android 11 のコードネームが R なので、APIMate “R” なんだろう。たぶん。ちなみに、Android 11 じゃなくても 5 以降なら使えるので、既存のアプリから乗り換えても良いと思う。

ダウンロードからセットアップまで

APIMateR の Releases からアプリ本体をダウンロードする。APK ファイルをダウンロードしたら端末にインストールする。

APIMateR を起動すると、一番上に「datディレクトリの選択」があるのでタップする。

Android 11 以外だと少し画面が違うかもしれない。

フォルダを選択する画面になるので、ChMate の dat フォルダが開かれていることを確認して、「このフォルダを使用」をタップする (初めから開かれているはず)。APIMateR にフォルダへのアクセスを許可するかどうか訊かれるので「許可」をタップする。これで APIMateR 側の設定はおしまい。普通に使う分にはこれだけで済む。

DAT の取得

「他のアプリで開く」から

DAT 落ちした任意のスレッドを開いて、タイトルバーをロングタップする。画像のようなダイアログが開かれるので「他のアプリで開く」をタップする。

スクリーンショットは Galaxy のものなので、他の端末だと少しデザインが違う。

するとこのようなアプリを選ぶ画面が表示されるので、その中にある APIMateR をタップする。APIMateR が起動して、DAT の取得を試みる。そのあと自動的に ChMate の画面に戻り、スレッド閲覧画面になる。

「検索に使う URL」から

ChMate の実験的機能である「検索に使う URL (追加用)」を使用して取得することもできる。設定 / 実験的 / 検索に使う URL (追加用) に以下の文字列を貼り付ける。

APIMateR apimater:https://{$host}/test/read.cgi/{$bbs}/{$key}/{$host[match:\.([25]ch\.net|bbspink\.com)$]}

もし、他に URL を追加しているのであれば (.sc のスレへとか)、改行した後ろにこれを貼り付ける

あとはスレッド閲覧画面で、メニューボタンとかタイトルバーをタップした後に出てくる「APIMateR」から DAT の取得ができる。こちらはロングタップしなくていいので、楽で良いかも。