水たまりは希望を写している

OxygenOS 12 の変更点まとめ。OxygenOS 11 から何が変わった?

作成: / 更新:

2021 年 12 月 7 日、一般ユーザーに対して OxygenOS 12 のロールアウトが開始された。Open Beta を受けていた人は、前もって 11 月 13 日からロールアウトが始まっていた。最初の安定版のビルド番号は C.36 になる。

一般ユーザーは端末のアップデータから、もしくは Oxygen Updater で OTA ファイルをダウンロードしローカルアップグレードから更新できる。Open Beta の人は Open Beta のスレッドからローカルアップグレードの APK ファイルをダウンロードしてインストールし、OTA ファイルから更新できる。

僕は Beta 2 で安定版の増分 OTA を受け取った後、完全パッケージをローカルアップグレード経由で更新した。データの消去はなかった。ビルド番号が新しいため、Beta でもデータ消去無しにアップデートできる。

ColorOS との統合

親会社である OPPO の ColorOS との統合により、高度なカスタマイズ性と高速動作の両立ができる……とのこと。Beta の不安定さからすればあんまり信用できない (むしろ作業量が増えている?) が、完全に統合が完了するのは次の Android メジャーバージョン登場までらしいので、統合が吉か凶かは Android 13 がリリースされない限りわからない

ColorOS の通信プロファイルが使われるようになったためか、国内の VoLTE が使用できるようになった

ノッチ部分を避けるアプリを強制的に全画面で使用する機能が輸入? されたので、ゲームを全画面表示することができるようになった。以前は Magisk モジュールを使わないとできなかったのでありがたい。

ART+ アイコン

ランチャーが ColorOS のものになった。ART+ アイコンという機能が使えるようになり、これを有効化すると、いろんなアプリのアイコンが ColorOS 独自のアイコンに置き換わる。

色味も質感も変わってしまうので、個人的には要らない機能だなと思った。しかし、アイコンを円形にするには ART+ アイコンを有効にしなければならないので、使わざるを得ない状況になっている。

しかし、ロゴの色味を勝手に変えてしまうというのは、ロゴの利用規約やガイドライン的にセーフなのだろうか? 「このカラーコードを使いなさい」的なルール決めはいろんな企業がやってると思うけど……。

3 つのダークモード

3 つの色のダークモードを使えるようになり、設定画面だけでなくオリジナルアプリでも適用される。通知シェードの背景色には反映されないので、まだ調整が甘い印象。サードパーティのアプリを強制的にダークモードにすることもできるようになったが、対応しているアプリは多くない。たぶんダークモードの実装が開発者向けオプションにあるフォースダークモードと違う。

新しいシェルフ

ホーム画面を上・左からスワイプではなく、画面右上を下にスワイプしてシェルフを起動する方法になった。片手で操作する人間はシェルフを起動しづらくなったかもしれない。シェルフからグローバル検索 (OnePlus Scout) を起動できるようになった。OnePlus Scout はインドでしか使えなかったが、今回のバージョンからすべての地域で提供されている。

――通知シェードを開くとき誤爆しやすい……。

戻るジェスチャーの強化

(設定 アプリから Twitter に切り替わろうとしている様子。)

戻るジェスチャーをしたまま止めると、直前のアプリに切り替えるジェスチャーが発動するようになった (設定がオンのとき)。ただし、Recents Provider を標準のランチャーから変更している場合は試用することができなくなる。

Work-Life Balance 2.0

インドで提供されていた Work-Life Balance がすべての地域で使えるようになった。仕事・ライフそれぞれのモードにアプリを指定して、通知を制限することができる。例えばライフモードにゲームを指定しておくと、仕事モード中にゲームの通知が来なくなる。

クイック設定パネルから手動で仕事・ライフモードの切り替えをすることもできるが、時間や位置情報、Wi-Fi アクセスポイントをトリガーにして切り替えることもできる。

Canvas Always on Display

Beta だった Canvas AOD が正式版になった。顔認識の精度が向上し、正確に輪郭が抽出されるようになった。また、エフェクト、というか線の色が選べるようになり、自由度が増した。

デグレードした部分

OxygenOS 12 になり様々な改善が行われたが、OxygenOS 11 の方が良かった・機能が廃止された要素がいくつかあるので紹介しておく。

  • 円形のバッテリー表示がない
  • バッテリー残量低下の通知がダイアログになった
  • Alert Slider の詳細な設定ができなくなった
  • タスクキルが悪化した
  • タスク履歴の「すべて閉じる」でアクティブなアプリが閉じなくなった
  • 不安定 (いずれ解消されるはず)
  • bootanimation がカクカク (30 fps しかない?)

……まぁ、ColorOS の悪いところを上手に継承してしまった感じ。CyanogenMod の血は滅んだ

アップデート予定端末

OnePlus 9 / 9 Pro 以外にも、以下の端末でアップデートが予定されている。

  • ハイエンド
    • 9R, 8T, 8 / 8 Pro, 7T / 7T Pro, 7 / 7 Pro
  • ミドルレンジ
    • Nord 2, Nord
  • ローエンド
    • Nord CE

また、次世代の OnePlus (つまり 10 シリーズ) にも OxygenOS 12 がプリインストールされる。こちらの OxygenOS 12 は ColorOS との完全な統合が済んでいるものになり、OnePlus 9 シリーズに提供されている OxygenOS 12 よりも (はじめから) 完成度が高いと思われる。

ブログ記事を共有 他の人にこの記事を共有